起業する上で、「1人社長」か「上場」かの問題は、誰しもが通る道でしょう。
あなたは、どっちにするか決まっていますか?
この2つについて見ていきましょう。
まず、2つの違いは 「情熱とスピード」です。
「レストランを開きたくても、1日23時厨房にいる覚悟がないならやめた方がいい」
これは、NIKEの創業者フィル・ナイトの言葉である。
この言葉のように、事業を始めるならば、情熱は必須なのです。
上場するような起業家たちは、いつでも24時間ほぼすべて事業について考えています。
そして、スピード感を持っています。これは、情熱からくる行動であると考えられるでしょう。
そして、行動をすることで周りを引き付け動かせる。つまり、
情熱が周りを動かすのです。
事業を立ち上げるだけでなく、拡大させ、上場させることが目的である場合。
製品ー市場マトリックス(下図)という方法が有効だといわれています。
(カール教授のビジネス集中講義 経営戦略より)
カール教授のビジネス集中講義 ビジネスモデル(平野敦士カール,朝日新聞出版,2015)
一方で、自己実現のためが主な目的の起業で従業員を雇わない、いわば「1人社長」は、生きがいを求めるライフスタイルを目指すものです。事業を大きくする上場とは異なり、リスクをなるべく小さくし、経験を生かして好きなことを仕事にすることが向いているでしょう。
このように、起業をする中で、1人社長と上場都では、根本的な発想の違いがあるのです。
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